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Led Zeppelin Ⅲ
このブログでは、自分の好きなアルバムを思いつくまま、
その時の気分で選んで、一つずつ紹介していこうと思います。
今回は一回目という事で、最も好きなグループのアルバムから。

恐らくレッド・ツェッペリンのアルバムの中で、
最も過小評価されているアルバムだと思います。
前2作で、ハードロックの王者という評価が定着したのが、
このアルバムが過小評価された、最大の理由でしょう。

確かにアコースティックな部分が前面に出て、
前作のイメージを引きずると、アレッ?という感じになるかもしれませんが、
先入観無しに聞けば、非常にクオリティの高いアルバムです。

また、カントリーの影響が強いという評価が下されていますが、
アメリカのカントリーよりも、イギリスのトラディショナルな、
フォーク・ソングの影響の方が遥かに強いアルバムです。
この辺はイギリスのグループらしいところでしょう。

実際ジミー・ペイジは、そういったミュージシャンとの交流が深く、
バート・ヤニシュやペンタングルのアルバムにも参加しています。
だから、このアルバムこそが、本来の資質に最も近い、
やりたい事をストレートに表現したアルバムと言えるかもしれません。
by magicbazz | 2007-10-25 20:41
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