Black Sabbath Vol.4
ヘヴィメタル、グランジ、オルタナ、いずれにも大きな影響を与えた、
ブラック・サバス4枚目のアルバム。
ブラック・サバスの数あるアルバムの中でも、
完成度という点では、最も高いアルバムだと思います。

ブラック・サバスの特徴として、ハードではあっても、
決してアップテンポではないという部分がよく現れています。
また、メロディラインが美しい点も、このバンドの特徴でしょう。
この事が、一連のヘヴィメタル・バンドとの決定的な違いを生み出し、
グランジやオルタナのバンドからもリスペクトされている、
要因の一つになっているように感じます。

シュールでヘヴィでありながら、圧倒的に美しい。
これこそがブラック・サバスの魅力です。
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# by magicbazz | 2007-11-07 16:15 | Rock
Fire And Water
フリーというとボーカルのポール・ロジャースで語られる事の多いバンド。
確かにボーカリストとして優秀で、現在の知名度でも、
このバンドのメンバー中、最もある人なので当然ではあるんですが、
このバンドのサウンドを語る上で、最も重要なのは、
ベースのアンディ・フレイザーだと思います。

その事は、フリーとバッド・カンパニーの、
サウンドの変化になって現れています。
特に違うのがリズム、というよりリズム感ですね。
ドラムがサイモン・カークで同じなのに、
これだけ肌触りがたがうのは、アンディ・フレイザーの存在が、
大きな影響を与えているとしか考えられません。

このアルバム、「ファイアー・アンド・ウォーター」において、
ポール・ロジャースとともに、アンディ・フレイザーも、
ほとんどの曲で、名前がクレジットされています。
曲作りでも存在が大きかった事が分かります。

フリーのサウンドは、音の数が少ないのに、
一つ一つの音に存在感があり、それがグルーヴを生み出している、
という感じですが、ベースが文字通り核になっていて、
独特のうねりを作っているように感じます。
ベースに魅力を感じるサウンドというのは、それだけで個性的ですね。
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# by magicbazz | 2007-11-06 16:25 | Rock
Dixie Chicken
リトル・フィートのサード・アルバム。
非常に渋い味わいのあるアルバムです。
そのせいもあって、一般のロックファンよりも、
ロック・ミュージシャンからの評価が高いアルバム。

この事は、このアルバムに限らず、
リトル・フィートというグループ、ローウェル・ジョージという、
ミュージシャンに対する評価にも通じる部分といえます。
そういったグループであるため、その後のロックへの影響は、
極めて多いんですが、その割には話題になりにくいようです。

スライド・ギターを使った演奏が、実にアメリカらしい雰囲気を、
醸し出していますが、その中にも独特の個性が感じられ、
サザン・ロックの一連のバンドとは、少し趣が異なります。

多くの人がリトル・フィートの最高傑作という評価を下していますが、
この評価には私も同感です。
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# by magicbazz | 2007-11-05 15:54 | Rock
Town And Country
ハンブル・パイのセカンドアルバム。
一般にファーストとセカンドはハンブルパイのアルバムの中で、
評価の低いアルバムになっています。
ただ、それはハンブル・パイに対して、
その当時のロックファンが期待していたサウンドと、
この2枚のアルバムの間に、大きな違いがあったのが、
原因になっているように感じました。

今聞くと、アルバムとしての整合感、完成度ともに非常高いレベルにあり、
評価の高い「スモーキン」あたりと比較しても、遜色ありません。
ただ、アルバムの持っている雰囲気は、
ハンブル・パイの人気が出た頃のものとは、明らかに違います。
アコースティック色が強く、レッド・ツェッペリンのⅢと、
印象としては近いサウンドになっています。
特に、アメリカのカントリーよりイギリスのトラディショナルフォークに、
より近い印象を与える所が、近さを感じる所でしょう。

一般的な評価を頭から取り払って、素直に聞いてみたいアルバムです。
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# by magicbazz | 2007-11-04 15:59 | Rock
Time's Up
1990年前後ぐらいに、ミクスチャーロックと言われるムーヴメントがありました。
「タイムズ・アップ」は、そのミクスチャーロックの中心となった、リヴィング・カラーが発表したセカンドアルバム。

ミクスチャーという言葉が象徴しているように、ロックの中に他の音楽を取り込んでごちゃ混ぜにしたロックと言えるでしょう。
こういった試みはもっと古い時代から、何度も行われた試みで、いわゆるプログレも、基本的な考え方は一緒です。
他にもクロスオーバーと言われたものもあります。

プログレは主にクラシックとの融合が基本でした。
クロスオーバーはジャズです。
ミクスチャーの場合、融合の基本はラップです。
この辺が時代の違いと言えるでしょう。

レッド・ツェッペリンのようなロックサウンドにラップを乗せる。
多くのバンドが試みているので、今となっては目新しさは無いですが、
このバンドの場合、メンバー全員黒人なのがポイント。

やはり黒人のリズム感というのは、白人や黄色人種には、
真似の出来ない部分というのがあって、
その事が、このバンドの独自性であり、色褪せない魅力です。

私にとって心が躍動する、気持ちの良いサウンドになっています。
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# by magicbazz | 2007-11-02 15:35 | Rock
Beware (The Funk Is Everywhere)
ランDMCがエアロスミスの「ウォーク・ディス・ウェイ」をカバーして、
ハードなラップが一躍脚光を浴びた時期がありました。
80年代中頃のことですが、そういったムーヴメントの、
中心に位置していたのがアフリカバンバータです。

このアルバムは、そのアフリカバンバータの、
メジャーデビューアルバム。
興味深いのは、MC5の「キック・アウト・ザ・ジャムス」をカバーしている所で、
この曲のアメリカ社会に対する批評的な部分に、
共感する部分が大きいのかなと思っています。
同様にアメリカ社会に批評的だったレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンも、
この曲をカヴァーしているあたりに共通項がありそうです。

曲もハード・ラップ、ヒップホップに合いやすいというのも、
あるように感じます。
それほど、このアルバムの「キック・アウト・ザ・ジャムス」は、
ノリと勢い、そしてグルーヴがあります。
数多くのカバーが存在する曲ですが、
このアルバムにおけるカバーが、私にとってはベストです。

後のラップ、ヒップホップに大きな影響を与えた、
歴史的な名盤だと言えるでしょう。
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# by magicbazz | 2007-11-01 15:18 | HipHop
London Calling
クラッシュはセックス・ピストルズと共に、
ロンドン・パンクを象徴したグループですが、
セックス・ピストルズが短期間で空中分解したのに対し、
クラッシュはパンクの終焉まで活動し続け、
パンク・ムーヴメントの幕引きの責任を取ったグループ。

この「ロンドン・コーリング」というアルバムは、
まだパンクの活力が保たれていた時期に発売されたアルバム。

今になって聞いてみると、思ってた以上に、
楽曲がしっかりしているという印象を受けます。
パンクというと、ともすれば勢いだけ、
荒々しいといえば聞こえがいいけど、
単純な上に雑というケースがほとんどです。

クラッシュが、そういった有象無象のパンクバンドとは、
根本的に違っていた事が、このアルバムを聞くと、
よく分かります。
ほとんどの楽曲がジョー・ストラマーとミック・ジョーンズの作品ですが、
この二人が、メロディー・メイカーとして、
きわめて優秀だった事が証明されているといえるでしょう。

単なる勢いだけではなく、時代を超えての評価に耐えうるだけの、
高いクオリティを持ったアルバムです。
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# by magicbazz | 2007-10-31 16:42 | Punk
Bob Marley & The Wailers Live !
レゲエをポピュラー・ミュージックとして世界に広めたのは、
間違いなくボブ・マーリィの業績です。

このライブ・アルバムには初期のボブ・マーリィの、
ベストテイクといえる曲が網羅されていて、
ボブ・マーリィの音楽を理解する上で重要なアルバムとなっています。

「I Shot The Sheriff」はエリック・クラプトンが、
取り上げた事でも有名ですが、クラプトンのヴァージョンが、
レイド・バック後という事もあり、円熟した仕上がりになっているのに対し、
このアルバムの「I Shot The Sheriff」は、
大変瑞々しい、力強さのある仕上がりとなっています。

レゲエが、どんどん発展していく、その勢いを集約したような、
迫力のあるアルバムといえると思います。
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# by magicbazz | 2007-10-30 16:47 | Reggae
Billion Dollar Babies
アリス・クーパーが、人気の面でピークだった時に発売されたアルバム。
それだけに、内容的にも非常に充実していて、
一つ一つの楽曲が高水準を維持しています。

アリス・クーパーの場合、メイク等でいち早く視覚的な面を強調し、
シアトリカルなライブを行っていたバンドです。
そのせいもあって、キワモノ的な印象を与えた部分もありますが、
実際には社会批評的な側面が強く、
単なる見せかけだけの、こけおどしとは明らかに一線を画していました。

ロックの場合、自国の政治に対して、
批評的なスタンスを取るケースが多いですが、
アリス・クーパーも自国アメリカに対して批評的で、
ショック・ロックという表現を使われた、視覚的なライブも、
その表現手段として行われていました。

音楽的に質が高かったのも勿論ですが、
そういったスタンスも、後のミュージシャンから、
高く評価された要因だと思います。
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# by magicbazz | 2007-10-29 17:09 | Rock
Rocks
エアロスミスのアルバムの中で、もっとも好きなアルバム。
Rocksというタイトル通り、ロックらしいロックが凝縮された、
実に聞き応えのあるアルバムです。

普通のスタジオで録音せず、倉庫を借りて自然の音の反射を利用し、
ライブっぽい音にしたのも、効果を十分に発揮していると思います。
この辺は、やはりエアロスミスというバンドが、
ライブ・バンドである事が大きいように感じます。
メンバーもライブへのこだわりが強いという事でしょうね。

技術の発達により、音の加工がしやすくなったため、
加工しすぎて、音が薄っぺらになり、
空間が感じられない音が多くなりましたが、
このアルバムのように、あくまで自然に音が鳴る感覚は、
私にとっては非常に心地よいサウンドとして受け取れます。

この時代のロックは、本当に芳醇だったと思います。
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# by magicbazz | 2007-10-28 16:26 | Rock



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